医療法人財団献心会 川越胃腸病院 TEL:049-225-6888(代)eメールはhospital@kib.or.jpまで

患者様から多く寄せられる質問

4)薬に関すること

Q4-1. 薬って有効期限はあるんですか?
A. 薬も一般の食品と同じように、古くなると変性し、その薬の本来の効果が期待できなくなることがあります。
それどころか、変性した薬は体に悪い影響を及ぼしかねません。
カプセルや錠剤などの場合、有効期限は薬の外箱やケ−ス等に記載されていることが多いのですが、患者様には箱から取り出してカプセルや錠剤のみが手渡されることが多いので、有効期限はまずわかりません。
正確に有効期限を知るには、薬局に問い合わせ、外箱やケースに記載された有効期限を確認する必要があります。
多くの薬の有効期限は約2〜3年ですので、開封していなければ半年程度でしたら有効だと思われます。
但し、調剤された粉薬は湿気の問題がありますので、3ヶ月程度と考えて下さい。
薬はすべて、保存状況が重要で、例えば日が当たる高温な場所などに置かれた場合、薬の変性する速度が進み、有効期限内でも劣化している可能性があります。
薬はなるべく指示された期間内に服用するようにしましょう。
Q4-2. 薬はお茶で飲んでもいいのですか?
A. 薬はすべて、お茶で飲んではいけないという訳ではありませんが、中にはお茶といっしょに飲むと成分が変化し、薬の効果がなくなるものがあります。その代表が貧血の治療として処方される鉄剤です。お茶の成分であるタンニンは鉄剤の消化管からの吸収を低下させるといわれています。ただし、貧血の強い人では、腸管からの鉄吸収が亢進している状態にあり、タンニンによる影響はほとんど受けないという報告もあります。他に鎮痛薬や睡眠薬、胃腸薬の中にも、お茶といっしょに服用すると効果が低下するものがあります。
逆に、お茶や紅茶、コ−ヒ−などに含まれるカフェインは、抗生物質などの薬の血中濃度を増加させ、思わぬ副作用をおこすことがあるとされています。
他に身近なもので、薬を服用するときにいっしょに飲んではいけないものとしてグレ−プフル−ツジュ−スが有名です。高血圧の治療に用いられる薬の中には、グレ−プフル−ツジュ−スといっしょに飲むと薬の血中濃度が上昇し、危険であることが知られています。薬は原則として、水かお湯で服用するようにして下さい。
Q4-3. 胃痛の薬を飲んでいます。痛くなければ止めてもいいですか?
A. 胃薬に限らず薬はいろいろな目的で投与されます。潰瘍の治療目的などで胃薬が投与されている場合、症状が消失したからといって中止してはいけません。単に症状の改善が目的で胃薬が投与されているのであれば、症状が改善した時点で、服薬を終了してもよい場合もあります。ただし、休薬もしくは薬の終了は自己判断で行わず、必ず医師と相談して行って下さい。


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